強豪校野球部で体罰 監督らが暴言や平手打ち 「後でカバーするつもりだった」 静岡・飛龍高校
静岡県沼津市の飛龍高校の野球部で、監督やコーチらによる体罰や暴言があったことが分かりました。
体罰や暴言に関わったのは、飛龍高校野球部の監督・副部長・コーチの3人です。練習から追い出すような暴言を監督から受けた3年生の部員が今月、学年主任に相談し、発覚しました。その後の学校の調査で、昨年度だけで8人の部員が練習試合でミスをしてベンチ裏で平手打ちされるなどの体罰や暴言を受けていたことがわかりました。監督は学校の聞き取りに対し「後で生徒をカバーするつもりだった」と話しているということです。監督ら3人は現在、練習から外れており齊藤浩幸副校長は取材に対し、「指導体制の刷新も含め、再発防止に努めていく」としています。