ツナ缶に虫が混入… はごろもフーズの下請け業者に1億3000万円の賠償命令 静岡地裁
ツナ缶に虫が混入し売上が減少したなどとして、はごろもフーズが下請け業者に損害賠償を求めていた裁判で、静岡地裁は8日下請け業者に1億3000万円余りの支払いを命じました。
訴状などによりますと、2016年静岡市のはごろもフーズが販売したツナ缶1個にゴキブリとみられる虫が混入していました。はごろもフーズは下請け業者の「興津食品」が製造する際に虫が混入したと主張し、一連の報道でブランドイメージが損なわれ売上が減少したなどとして、興津食品に対しておよそ8億9700万円の損害賠償を求めていました。
8日の判決で静岡地裁の菊池絵里裁判長は、興津食品に1億3100万円余りの支払いを命じました。