犯罪から医療従事者を守るため静岡医師会が警察署と協定を締結 今後通報訓練や避難講習を実施

医療現場で発生する犯罪から従事者を守るため連携を強化しようと、静岡市静岡医師会は管轄の警察署と初めて協定を締結しました。

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犯罪から医療従事者を守るため静岡医師会が警察署と協定を締結 今後通報訓練や避難講習を実施

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 この協定は、おととし大阪市の心療内科クリニックで27人が死亡した放火事件など、医療従事者が犠牲になる事件が発生したことを受け、静岡市静岡医師会と静岡中央警察署、静岡南警察署の間で結ばれたものです。

 協定では、犯罪から医療従事者を守るため、防犯対策の実施や情報交換をすることが明文化されています。

 警察は今後、協定に基づき医療関係者を対象とした通報訓練や避難講習を実施する予定で、受講した機関には認定証やステッカーを発行するということです。

 静岡中央警察署 及川博行署長:
「日ごろから情報交換を通じて、職員の皆さまの危機管理意識の高揚にお役に立てればと思っている」