当時の保育士の女3人を暴行容疑で逮捕 男児を宙づりにしたり女児の顔を殴ったりした疑い 静岡・裾野市
静岡県裾野市の保育園で、保育士が園児に対し虐待を繰り返していた問題で、静岡県警は4日、保育士の女3人を暴行の疑いで逮捕しました。
成田幸正カメラマン:「午前8時です。県警の捜査員が裾野市のさくら保育園に家宅捜索に入ります」
裾野市の「さくら保育園」で、保育士が園児に対し虐待行為を繰り返していた問題で、4日午前8時すぎ
、県警の捜査員が暴行の疑いで園に家宅捜索に入りました。
市や園によりますと、3人の保育士は今年6月から8月にかけて、複数の園児に対しカッターナイフを見せたり、足をつかんで宙づりしたりするなど15の虐待行為をしていたことが明らかになっています。
県警は関係する書類などを押収するなどし、虐待行為の実態解明を進める方針です。
また、県警は先ほど、当時の保育士の女3人を逮捕したと発表しました。暴行の疑いで逮捕されたのは、いずれも当時の保育士で、沼津市の30歳の無職の女、裾野市の38歳の無職の女、長泉町の39歳の無職の3人です。
30歳の女は園児の女の子の顔を押す暴行を加えた疑い、38歳の女は園児の男の子を宙づりにする暴行を加えた疑い、39歳の女は園児の男の子の頭を殴る暴行を加えた疑いが、それぞれ持たれています。