53歳教頭と20代教諭をわいせつ行為で免職に 静岡県教育委員会「危機的な状況」
静岡県教育委員会は4日、わいせつ目的で少女を誘拐した罪などに問われている中学校教頭ら2人を免職処分としました。
免職処分となった沼津市の中学校の教頭の男(53)は、去年沼津市で、2017年には熱海市で、いずれも10代の少女をわいせつ目的で誘拐した罪などに問われ、これまでの裁判で起訴内容を認めています。
また、静岡県中部の中学校の20代の男性教諭も、教え子の女子生徒にわいせつ行為をしたとして免職処分になりました。
今年度、県教育委員会による懲戒処分は計24件、このうち7件がわいせつやセクハラの事案です。いずれも記録がある2010年度以降で最も多く、県教委は「危機的な状況であり、対策を強化したい」と話しています。