精神科病院に連日の立ち入り調査 看護職員らが患者に虐待行為…口に粘着テープ、人前でおむつ交換 静岡・南伊豆町
静岡県南伊豆町の精神科病院で看護職員らによる患者への虐待行為が明らかになった問題で、県は19日に続き、20日も立ち入り調査を行いました。
Q.今後の流れはどうなりますか?
A.「きょう聞いた話を持ち帰って検討してからです」
県は19日に引き続き、20日も南伊豆町にある精神科病院「ふれあい南伊豆ホスピタル」に対して、医療法と精神保健福祉法に基づき立ち入り調査を行いました。
この病院ではおととし9月から去年3月の間、看護職員ら4人が患者の口に粘着テープを貼ったり、患者の足を踏んだ上、人前でおむつを交換したりしていたことが分かっています。
県の立ち入り調査について病院の代理人弁護士は「県や保健所の指導に従って対応する」と話しています。
県は、今後も引き続き、必要に応じて調査・指導を行う予定です。