スプリンクラー誤作動問題 楽団側へ和解金支払いの協議申し入れへ 裾野市長
静岡県裾野市のホールでスプリンクラーが作動し楽器が水浸しになった問題で、裾野市の村田悠市長は楽団に対し、和解金支払いの協議を申し入れる考えを示しました。
去年9月、裾野市民文化センターの大ホールで、会場のスプリンクラーが突然作動し、焼津市の楽団シンフォニエッタ静岡の楽器などが水浸しになりました。
裾野市は専門家などで構成される第三者の事故調査委員会を設置。
委員会は実証実験や経過観察の調査などを行い、27日裾野市へ「原因は特定できない」と最終報告しました。
これを受け28日臨時の会見を開いた村田悠市長は。
裾野市村田悠市長:
「本件の解決のためシンフォニエッタ静岡への和解金の支払いに向けて協議を申し入れたいと考えております。」
理由について「原因を特定することが出来なかったものの、市に瑕疵があったかどうか判断できないため」と説明しました。
今後は代理人を通じてシンフォニエッタ静岡と協議を進めていくとしています。