患者虐待の精神科病院に県が立ち入り調査…口に粘着テープ貼るなどの虐待 静岡・南伊豆町
静岡県南伊豆町の精神科病院で、看護職員らによる患者への虐待行為が明らかになった問題で、静岡県は19日、問題発覚後2回目の立ち入り調査に入りました。
去年12月、患者への虐待行為が明らかになったのは、南伊豆町にある精神科病院「ふれあい南伊豆ホスピタル」です。病院の説明で、虐待をしていたのは看護職員ら4人で、おととし9月から去年3月の間、患者の口に粘着テープを貼ったり、患者の足を踏んだ上、人前でおむつを交換したりしていたことが分かっています。
この問題を受け県は、19日午前から県職員およそ10人で精神保健福祉法、医療法に基づく立ち入り調査に入りました。問題が明るみになった12月28日に続き2回目です。県は、立ち入り調査を20日以降も続け、看護師への聞き取りなどを行うとしています。