元議長ら2人に猶予判決「悪質だが罪を認め、辞職もしている」 静岡・富士宮市議会の議長選めぐる贈賄事件 静岡地裁

 賄賂を渡そうとした罪に問われた静岡・富士宮市の元議長ら2人の裁判で、それぞれ執行猶予付きの判決が言い渡されました。

画像: 元議長ら2人に猶予判決「悪質だが罪を認め、辞職もしている」 静岡・富士宮市議会の議長選めぐる贈賄事件 静岡地裁

 富士宮市議会の79歳の元議長の男と同じ会派の議員だった49歳の元市議は、おととしの議長選挙で別の元市議に元議長への投票を頼み、見返りに現金100万円を渡そうとした罪に問われました。

 23日の判決で静岡地裁の國井恒志裁判長は「悪質だが罪を認め、辞職もしている」として、元議長に懲役1年、元市議に懲役10カ月、いずれも執行猶予3年を言い渡しました。