自転車の女性と接触し立ち去る 駅のアクリル板壊す 教諭3人に懲戒処分 静岡県教育委員会
静岡県教育委員会は8日、事故を起こしたにも関わらず現場から立ち去り、罰金刑などを受けた小学校の教諭ら合わせて3人の懲戒処分を発表しました。
懲戒処分となったのは、県西部の小学校に勤務する26歳の男性教諭らあわせて3人です。県教育委員会によりますと、26歳の男性教諭は去年9月21日午前7時過ぎに袋井市高尾の交差点で、横断歩道を渡っていた自転車の女性に接触したにもかかわらずその場を立ち去り、夜になって警察に連絡しました。自転車の女性は、全治およそ2週間のけがをしました。男性教諭はその後、罰金50万円と免許取り消しの処分を受けていて、県教育委員会はこの男性教諭を停職3カ月としました。
また、JR富士宮駅の切符売り場のアクリル板を叩き壊したとして逮捕された61歳の男性教諭を減給3カ月、妻に暴力を加えたとして逮捕された35歳の男性教諭を戒告としました。
県教育委員会の池上重弘教育長は、「不祥事が頻発していることを大変重く受け止め、再発防止に向けて職員の綱紀粛正を図り、信頼回復に努めてまいります」とコメントしています。