雇用していないのに「雇用」とうその申請か…新型コロナ関連の助成金960万円を不正受給 静岡労働局が発表

 静岡労働局は10日、雇用関係の助成金およそ960万円を不正に受給した事業者を公表しました。

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 静岡労働局によりますと、不正受給したのは、静岡市清水区の会社で、2020年4月から2021年3月の間に、実際には雇用していないにも関わらず、雇用したとする虚偽の申請書類を作成し、およそ960万円の緊急雇用安定助成金を不正受給していたということです。

 緊急雇用安定助成金は、新型コロナの影響で従業員を休業させた際、休業手当の支払いの負担軽減のために支払われるもので、雇用保険に加入していない人が対象です。

 静岡労働局は6月13日に支給決定を取り消したということです。