園児に暴行した容疑で逮捕された元保育士3人を不起訴処分に 担当弁護士は身柄を拘束しての捜査を批判 静岡・裾野市

静岡県裾野市の保育園で、園児に暴行したとして去年12月に逮捕、その後釈放された元保育士の女性3人について、地検沼津支部は1人を略式起訴しました。

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園児に暴行した容疑で逮捕された元保育士3人を不起訴処分に 担当弁護士は身柄を拘束しての捜査を批判 静岡・裾野市

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 裾野市のさくら保育園では、元保育士の女性3人が園児に対し顔を押したほか、両足をつかんで宙づりにしたり頭を殴ったりする暴行を加えた疑い去年12月に  逮捕・送検されました。

 地検沼津支部はその後3人を処分保留で釈放し、在宅で捜査を続けていましたが、逮捕容疑について25日付けで不起訴処分としました。

 不起訴処分の理由については明らかにしていません。ただ38歳の元保育士については別に、園児の足を掴み宙づりにしたり、園児の手を掴み別の園児の発疹を触らせたりする暴行を加えたとして、25日付けで沼津簡易裁判所に略式起訴しました。

不起訴となった被告の弁護人 原孝至弁護士:
「不起訴という処分は相当なのではないかと。身柄を拘束して捜査する必要があったのか?これは今後の捜査のためにもしっかり考えなきゃいけないことだと思います」

 この問題を巡っては園の運営法人が県と市から改善勧告を受け先月、再発防止の取り組みなどを中間的にまとめた報告書を提出しています。