【スプリンクラー誤作動】楽団側は日ごろのずさんな点検で「施設に欠陥があったことは明白」と主張 静岡・裾野市

静岡県裾野市の文化センターで、スプリンクラーが突然作動し楽器が水浸しになった問題で、楽団は7日設備が整っていれば事故は防げたとの考えを示しました。

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【スプリンクラー誤作動】楽団側は日ごろのずさんな点検で「施設に欠陥があったことは明白」と主張 静岡・裾野市

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 去年9月、裾野市民文化センターの大ホールでスプリンクラーが突然作動し、焼津市の楽団「シンフォニエッタ静岡」の楽器などが水浸しになりました。

 裾野市が設置した事故調査委員会は6月、原因の可能性が指摘された配管内の漏水について、複数の調査で結果が分かれ「原因は特定できない」とする最終報告を市に提出していました。

 これに対し楽団は7日の会見で、「原因が漏水であることに間違いない」と主張しました。

シンフォニエッタ静岡 中原朋哉指揮者:
「日ごろの点検不足、ずさんな点検が原因」

 楽団は「自動で排水できる設備が設置されていれば漏水により水が溜まり放水されることはなかった」と指摘。

 「施設に欠陥があったことは明白」と主張しました。

 市は、和解金支払いの協議を申し入れていますが、楽団は「日程を調整しているため、現時点でコメントできない」としています。