29人死傷の観光バス事故で運行管理者を書類送検 運行指示書の内容が不十分で「過失あり」と判断 静岡県警

 静岡県小山町で観光バスが横転し、29人が死傷した事故で、警察は、バスの運行会社で当時、運行管理者をしていた男性を書類送検しました。

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29人死傷の観光バス事故で運行管理者を書類送検 運行指示書の内容が不十分で「過失あり」と判断 静岡県警

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 業務上過失致死傷の疑いで書類送検されたのは、埼玉県飯能市にあるバス運行会社「美杉観光バス」で、当時、運行管理者をしていた男性(56)です。男性は去年10月、小山町須走の県道で観光バスが横転した事故で、バスの運転手への指導や監督を怠り、1人を死亡させ、28人に重軽傷を負わせた疑いが持たれています。警察によりますと、男性が作成した運転する際の注意点などが記載された運行指示書の内容が不十分だったことなどから、男性に過失があったと判断したということです。バスの運転手は、過失運転致死傷の罪に問われ、現在、公判中です。