デジカメで撮影も…少女3人を誘拐してわいせつ行為 元保育士に懲役12年の判決 静岡地裁沼津支部
10代の少女を誘拐し、わいせつな行為をした罪などに問われた元保育士の男に、懲役12年の判決が言い渡されました。
起訴状などによりますと富士宮市の32歳の元保育士の男は、いずれも10代の少女3人に対し、車に乗せて誘拐し、被告の自宅などで裸にするなどした上、その様子をデジカメで撮影したわいせつ誘拐の罪などに問われていました。これまでの裁判で、元保育士は起訴内容を認め、検察側は、「常習的な犯行で悪質。再犯の可能性は高い」などとして懲役15年を求刑していました。
判決公判で静岡地裁沼津支部の菱田泰信裁判長は、「犯行は計画的で、極めて悪質。自己のゆがんだ性欲を満たすために犯行に及び常習性は顕著」などとして、懲役12年の判決を言い渡しました。