5人重軽傷のひき逃げ事件で起訴の男ら2人…無免許隠してレンタカー借りた疑いで逮捕 静岡南警察署

 静岡市駿河区で7月、5人が重軽傷を負ったひき逃げ事件で逮捕された男が、無免許であることを隠してレンタカーを借りていたとして、この男ら2人が逮捕されました。

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 詐欺の疑いで逮捕されたのは、住所不定の20歳の風俗店従業員の男と富士市松岡の20歳の建設作業員の男の2人です。警察の調べによりますと、2人は7月1日、共謀してレンタカー会社で無免許の風俗店従業員の男が運転することを隠して、乗用車2台を借りた疑いが持たれています。

 風俗店従業員の男は同じ日、静岡市駿河区の交差点で無免許運転をして軽乗用車に衝突し、5人に重軽傷を負わせて逃走したとしてすでに逮捕・起訴されています。警察によりますと、風俗店従業員の男は、レンタカーで事故を起こした後、後ろを走っていた建設作業員の男に事故の身代わりを頼み、建設作業員の男の車で逃走したといいます。

 警察は2人が容疑を認めているかどうか明らかにしていませんが、免許を持っていない風俗店従業員の男が、建設作業員の男にレンタカーを借りるよう頼んだとみて詳しく調べています。