「白バス」営業か? 無許可でバスを運行し学生から運賃を得た疑い 静岡市の学校法人と高校の校長が書類送検
無許可でバスを運行し、運賃を得て学生を送迎していたとして静岡市の学校法人と高校の校長が書類送検されました。
道路交通法違反(有償運搬の禁止)の疑いで書類送検されたのは、学校法人静岡理工科大学と静岡北高校の校長の男(56)です。
校長らは、去年7月上旬から中旬までの間、国土交通大臣の許可を得ずに法人名義のバスとワンボックスカー合わせて7台で高校生を送迎し運賃を得た、いわゆる「白バス」を営業した疑いが持たれています。静岡理工科大学によりますと、送迎バスは去年1年間で静岡北中学校と高校合わせて約450人が利用していて、年間の1人の利用料は静岡市内では約8万6000円、静岡市外は約10万7000円だったということです。静岡理工科大学は「今後、このようなことが起こらないよう法令順守の徹底に努める」とコメントしています。また、先月設置された調査委員会で経緯や事実確認について調べていくとしています。