社長が張り込み容疑者確保…週末に連続して工場外壁に落書きされ 車内にスプレー缶 浜松西警察署

 浜松市西区の工場で、週末に外壁に落書きされる事件が続いたため、深夜、社長が張り込み、容疑者の男を取り押さえました。男は容疑を認めているということです。

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 建造物損壊の疑いで逮捕された浜松市北区の62歳の無職の男は12日午前2時ごろ、浜松市西区の工場外壁にスプレーで落書きした疑いがもたれています。警察によりますと、落書きは幅1.5メートルほどで、個人名が書かれていました。

 警察によりますと、工場では週末に落書きされる事件が2回続いていたため、25日の夜から社長が張り込んでいたところ、翌26日の午前3時から4時ごろに敷地内に車が侵入、男が降りてきたため取り押さえたということです。車内にはスプレー缶がありました。工場の防犯カメラに、12日午前2時ごろに不審な男が映っていたことから犯行時間を特定した、ということです。男は過去にこの工場に出入りしていた業者で、今後、動機などを調べるということです。警察の調べに対して、男は容疑を認めています。