身分証の確認や使用目的尋ねる…有機溶剤を大量購入しようとした想定で対応訓練　静岡市

　訓練は、不審な人物が有機溶剤のアセトンを大量に購入しようとした想定で行われ、従業員など合わせておよそ３０人が参加しました。

　警察は、Ｇ７広島サミットを前に、爆発物の原料になり得る化学物質を取り扱う事業者との連携を強化しています。

　訓練では、従業員が不審な客に身分証の確認や商品の使用目的を尋ね、応じない場合は客の特徴や車のナンバーを記録し、警察に報告する流れなどを確認しました。

ホームアシスト清水駒越店　佐野亮店長：「きょう起きたことは全員で共有して、全員で対応するようにしていきたい」

　警察は「爆発物の原料となり得る商品は、盗まれる可能性もあるので管理を徹底し、異常を感じたら躊躇せずに通報してほしい」と注意を呼びかけました。