キャッシュカード詐欺相次ぐ浜松市…新たに3件を確認 計1000万円引き出される

 8月31日から9月4日にかけて、静岡県浜松市で高齢者のキャッシュカードを狙った詐欺事件が相次いで発生しました。警察が注意を呼びかけています。

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 警察によりますと、8月31日、浜松市に住む90代の女性の家に、金融機関を名乗る女から「キャッシュカードが古いから取り替える。今から取りに行く」と電話がありました。その後、女性は自宅に来た男にキャッシュカード2枚を手渡し、だまし取られたということです。

 また、9月4日にも、浜松市の70代女性2人が市役所職員や金融機関職員を名乗る女から同様の電話があり、その後自宅に来た男にそれぞれキャッシュカードを4枚と1枚手渡し、だまし取られたということです。

 いずれも手口が似ていることなどから、警察は同一グループの犯行の可能性が高いとみていて、この3件の事件ですでに合計1000万円ほどが引き出されているということです。

 警察は「カードを手渡したり、暗証番号を教えたりしない」よう呼びかけています。