認定こども園の園長が辞任 保護者説明会で発表 静岡・牧之原市の女児死亡事件

静岡県牧之原市の認定こども園で送迎バスに3歳の女の子が置き去りにされ死亡した事件で、7日午前園は保護者説明会を開き園長の辞任を発表しました。

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 牧之原市の認定こども園「川崎幼稚園」では5日、3歳の女児が送迎バスの中におよそ5時間にわたって置き去りにされ、熱射病で死亡しました。事件を受け、園は午前10時から保護者説明会を開き、当時の状況などについて説明をしました。参加した保護者などによりますと、園長が事件の責任を取る形で辞任を表明したということです。また説明会では、参加した複数の保護者らが体調不良を訴え、これまでに13人が搬送されました。

 捜査関係者によりますと、バスの中からは女児の空の水筒が見つかっていたことがわかっていて、暑さの中中身を飲み干したとみられています。警察は園の管理体制に問題があったとみて、業務上過失致死の疑いで捜査しています。