浜松市などであおり運転した罪で起訴の会社役員に懲役3年8カ月求刑「再犯の懸念ある」
静岡県や茨城県などであおり運転を繰り返し、傷害や強要の罪に問われている男の裁判で、検察は懲役3年8カ月を求刑しました。
起訴状などによりますと、住所不定の会社役員の男は去年7月、浜松市の東名高速下り浜名湖SA付近で、浜松市の男性が運転する車に割り込みや幅寄せをして、進路を妨害した罪に問われています。
会社役員の男は愛知県と茨城県でもあおり運転をしたとして、強要や傷害の罪で起訴され、水戸地裁で3つの事件が一緒に審理されています。
きょうの裁判で検察側は「動機が身勝手なうえ、再犯の懸念がある」と指摘し、男に懲役3年8カ月を求刑しました。男は先月の初公判で、3つの事件全てで起訴内容を認めています。
判決は10月2日に言い渡されます。