高山病か…山頂の山小屋で体調不良に 妻と登山の29歳男性を救助 富士山で山岳遭難相次ぐ 静岡・富士山富士宮口
22日未明、富士山山頂の山小屋で男性が体調不良を訴え、警察と消防が救助しました。男性は高山病とみられる症状があるということです。
22日午前4時ごろ、富士山富士宮口の山頂の山小屋で休憩していた埼玉県川口市の会社員の男性(29)が体調不良となり、同行していた妻が消防に通報しました。警察と消防あわせて6人が駆けつけ、男性はブルドーザーを使って5合目まで運ばれました。警察によりますと、男性は高山病とみられる症状のほか、発熱もあるということです。男性は妻と2人で登山し、21日午後6時半ごろから山小屋で休憩していました。
富士山では山岳遭難が相次いでおり、警察によりますと、8月1日から21日までの間で24件の山岳遭難が発生。去年の同じ時期と比べて6倍に増加しているということです。