入隊前の身体検査で発覚…大麻所持で18歳の自衛官候補生2人懲戒免職「興味本位だった」 静岡・御殿場市 陸上自衛隊板妻駐屯地
静岡県御殿場市の陸上自衛隊板妻駐屯地は23日、大麻を所持したとして18歳の自衛官候補生の男性2人を懲戒免職処分としたと発表しました。
懲戒免職処分を受けたのは、第34普通科連隊に所属する18歳の男性自衛官候補生2人です。板妻駐屯地によりますと、2人のうち1人から4月、入隊前の身体検査で大麻の陽性反応が出ました。このため警務隊が捜査したところ、さらに1人が入隊前に大麻を所持していたことが発覚したということです。
2人は警務隊の捜査に対し、「興味本位で使用した。入隊と同時にやめようと思った」などと話しているということです。
第34普通科連隊長の水野克輝1等陸佐は「全隊員に対して薬物乱用防止を徹底し、このような事案を起こさないことを引き続き徹底していく所存です」とコメントしています。