イノシシ捕獲作業中に誤って男性に公用車を衝突させ死なす 市職員に停職6カ月の懲戒処分 静岡・沼津市
イノシシの捕獲作業中に、誤って公用車を男性に衝突させて死亡させたとして、静岡県沼津市の職員が停職6カ月の懲戒処分を受けました。
停職6カ月の懲戒処分となったのは、沼津市農林農地課に所属する60代の男性職員です。市によりますと、男性職員は1月、沼津市大平でイノシシの捕獲作業をしていた際に、一緒に作業していた市の非常勤職員の70代の男性に、運転していた公用車を誤って衝突させました。男性は水がない水路に転落し、心肺停止の状態でドクターヘリで病院に搬送されましたが、死亡したということです。
男性職員は17日付で依願退職し、上司の農林農地課長は16日付で訓告の処分となったということです。
沼津市の頼重秀一市長は「公務執行における安全確保を徹底し、一日も早く市民の皆様の信頼を回復できるよう努めてまいります」とコメントしています。