「何かあれば踏切の押しボタンを」 痛ましい踏切事故をなくすために 鉄道会社社員らが啓発活動 静岡市

6日から始まった春の交通安全運動に合わせて、静岡市では踏切での事故を防ごうと啓発活動が行われました。

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「何かあれば踏切の押しボタンを」 痛ましい踏切事故をなくすために 鉄道会社社員らが啓発活動 静岡市

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「踏切では必ず止まって、安全確認をお願いします」8日午前、静岡鉄道日吉町駅の踏切近くでは、静岡鉄道の社員や警察官らおよそ15人が『一旦停止』などど書かれたのぼり旗を持ち、ドライバーや歩行者に注意を呼びかけました。警察によりますと、県内では去年1年間で3件の踏切事故が起きていますが、今年はすでに浜松市と静岡市清水区で2件の事故が起きています。

静岡中央警察署 交通安全教育係
鈴木寛治さん:「踏切事故は、一度起きてしまうと結果が大きくなってしまいます。車の運転手にとっては、命がなくなる危険性もありますし、電車の乗客も多数乗っていますので気を付けていただきたい」

 また、静岡鉄道では昨年度、人や自転車などが踏切内に立ち入り電車が停止したケースが175件あったため、遮断機を増やすなどの対策を強化しています。

静岡鉄道
中村真也鉄道部長:「仮に踏切が鳴って何かあった場合は、静岡清水線49カ所に押しボタンがついているので、躊躇なく押しボタンを押していただいて、電車の方に伝えていただきたい」