静岡・焼津港の冷凍カツオ盗難事件…漁協が説明も「理解できない」 長崎、新潟、宮城の会社が9日にも漁協職員らを刑事告訴へ

 静岡県の焼津漁港で、冷凍カツオが盗まれ、焼津漁協の職員らが逮捕された事件を受け、漁協は水揚げする船会社に事件の経緯などを説明し、謝罪しました。

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静岡・焼津港の冷凍カツオ盗難事件…漁協が説明も「理解できない」 長崎、新潟、宮城の会社が9日にも漁協職員らを刑事告訴へ

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東京の船会社:「捜査をしっかりしてもらいたい。信頼回復に向けて努力してほしい」

 焼津漁協の説明会には、県内外の船会社の関係者14人が参加しました。

焼津漁協 西川角次郎組合長:「申し訳ございませんでした」

 説明会は冒頭、焼津漁協の西川角次郎組合長が一連の窃盗事件について謝罪し、その後は非公開で行われました。

 焼津漁協がまとめた調査報告書によりますと、職員による不正は起訴された内容も含め10件に上ります。漁協はこの報告書に基づき、事件の経緯を説明しましたが、出席した船会社の関係者からは…。

Q.説明は理解できた?
A.理解ねぇ…。
東京の船会社:「全部は納得していないと思う。船主さんは。調査報告書の内容に納得していない」

 また、被害者の弁護士によりますと、すでに起訴されている事件とは別に長崎、新潟、宮城の会社が冷凍カツオの窃盗被害があったとして、逮捕された漁協職員らを9日にも刑事告訴する方針です。