原因は人権意識の欠如…対策は防犯カメラの設置や研修会の実施 園児虐待が発覚したさくら保育園の最終報告書を受理 静岡・裾野市

 静岡県裾野市のさくら保育園の虐待事件をめぐって、7月、園の運営法人が提出した最終報告書について、市は7日の定例会見で受理したと発表しました。

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原因は人権意識の欠如…対策は防犯カメラの設置や研修会の実施 園児虐待が発覚したさくら保育園の最終報告書を受理 静岡・裾野市

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 さくら保育園をめぐっては去年11月、園児への虐待が発覚。県と裾野市は園と園の運営法人に改善勧告をし、運営法人は7月、改善内容などをまとめた最終報告書を提出しました。

 市は7日の定例会見で、8月31日付で最終報告書を受理したと明らかにしました。市によりますと、最終報告書では原因として、人権意識の欠如などを挙げ、防犯カメラの設置や研修会の実施などを対策に打ち出しているということです。

静岡・裾野市 村田悠市長:「この報告書を元に社会福祉法人桜愛会において、再発防止を徹底していただいて、2度とこのような事案が発生しないように強く求めていきたい」

 市は今後、定期的な監査などで改善状況を確認していくということです。