南海トラフ巨大地震に備えて…原子炉の冷却機能の喪失を想定した訓練 静岡・御前崎市の中部電力・浜岡原子力発電所
南海トラフ巨大地震に備え訓練です。静岡県御前崎市の中部電力・浜岡原子力発電所で行われた訓練。市内で震度7を観測し、原子炉の冷却機能が徐々に喪失するという想定で行われました。
はじめに、シミュレーター室で原子炉を冷却するため、複数ある注水機能などを順次切り替える手順を確認しました。その後、原子炉の格納容器の水素爆発を防ぐため、内部に窒素ガスを送り込む手順も確認しました。
中部電力広報グループ 榊原浩之部長:「地域の皆様、社会の皆様に安心していただくよう、これからも訓練を積み重ね、緊急事態での能力を向上させるよう努めていく」