女性盗撮の巡査部長を書類送検、男性警察官の財布から現金盗んだ巡査を減給処分 静岡県警で相次ぎ不祥事発覚
静岡県警の男性巡査部長が、女性を盗撮したとして書類送検されていたことが分かりました。また、県警は、同僚の現金を盗んだとして別の男性巡査を懲戒処分としました。
県警によりますと、40代の男性巡査部長は2020年11月と去年8月、掛川市で、見掛けた女性を盗撮した県迷惑行為防止条例違反の疑いで書類送検され、不起訴となりました。巡査部長からの申し出で事件が発覚し、スマートフォンで同じ女性を撮影していたということです。
別の20代の男性巡査は去年11月、浜松市の官舎で男性警察官の財布から現金を盗んだとして、県警は、減給10分の1、3カ月の処分としました。
県警は、いずれも「私的な行為」として、警察庁の公表指針に基づき発表しておらず、2人は、辞職しました。
また、妻を殴りけがをさせたとして去年11月に逮捕され、不起訴となった男性巡査長(28)は、本部長訓戒処分とし、その後、辞職したということです。