冷凍カツオの窃盗事件で揺れる静岡・焼津漁協 新たな組合長に市内・小川漁協の橋ケ谷長生組合長が就任
冷凍カツオの一連の窃盗事件を受け、焼津漁協の新たな組合長に、静岡・焼津市内にある小川漁協の橋ケ谷長生組合長が就任しました。
焼津漁協の西川角次郎前組合長は、先月開いた会見で、任期途中での辞任を表明していました。
焼津漁協は13日、定例の理事会を開き、辞任する西川角次郎前組合長の後任に焼津市内にある小川漁協の組合長の橋ケ谷長生氏(71)を選任しました。
焼津漁協・橋ケ谷長生新組合長「この焼津市の水産業のためにもこの問題を早く解決したい。第三者委員会を設置して少しでも事件の解明、内容の解明ということから始めたい」
一方、焼津漁港から2キロほど離れた小川漁港との今後の関係性については…
焼津漁協・橋ケ谷長生新組合長「将来的には1つの組合になるのではないかと思います。1つにまとまればもっと焼津・県・国が大きい漁協として支援という面も出てくると思う」
一連の窃盗事件を受け設置した再発防止委員会で、焼津漁協は今後、事実調査を行う第三者委員会を設置することや組織のコンプライアンス意識を徹底することなどを盛り込んだ答申書を静岡県に提出しています。