父親殺害の罪に問われた56歳被告の初公判 検察「生活費をパチンコに使い、注意されて犯行」と指摘 静岡・長泉町
父親を殺害したとされる男の裁判員裁判の初公判が行われました。
長泉町中土狩の無職の男(56)は、3月、同居する父(当時86)の首を電気コードで締め付殺害した罪に問われています。裁判員裁判の初公判で男は「間違いありません」と起訴内容を認めました。
冒頭陳述で検察側は、父の年金で生活していた、男が生活費をパチンコに使ったことを注意され犯行に及んだことは極めて悪質と指摘しました。
一方で弁護側は、犯行は突発的なものでパチンコは家計に大きな影響がない程度に楽しんでいたと主張しました。判決は13日に言い渡されます。