東名工事現場11人死傷の火災 現場責任者らを書類送検 業務上過失致死傷の疑い 静岡県警

2019年に静岡市の東名高速の工事現場で11人が死傷した火災をめぐり、静岡県警が当時の現場責任者らを業務上過失致死傷の疑いで書類送検していたことが捜査関係者への取材で分かりました。

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東名工事現場11人死傷事故 現場責任者らを書類送検 業務上過失致死傷の疑い 静岡県警

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 2019年11月、静岡市駿河区の東名高速の高架下に塗装工事用として設置されていた足場が焼けた火災では作業員1人が死亡、10人がけがをしました。
 
 この火災をめぐり、県警が必要な防止措置を怠ったとして、当時の現場責任者の男性らを業務上過失致死傷の疑いで書類送検していたことが、捜査関係者への取材で分かりました。
 
 事故後に設置された再発防止委員会では、剥がれた塗装の削りくずから可燃性のガスが発生した可能性が指摘されています。