【速報】送迎バス3歳児置き去り死亡事件…登園時に全員バスから降りたか確認せず 静岡・牧之原市
5日、静岡県牧之原市の認定こども園の送迎バスに3歳の女の子が置き去りにされ、熱射病で死亡した事件で、静岡県はバスの乗務員が園児全員が降りたか確認しなかったと説明しました。
静岡県牧之原市の認定こども園で5日、3歳の女児が送迎バスにおよそ5時間置き去りにされ、熱射病で死亡しました。
静岡県は6日午後6時から会見を開き、園から聞き取りをした牧之原市からの報告について説明しました。それによりますと、バスが園に着いた際、乗務員は2歳児からバスを下ろし、3歳児には自分で降りるように声をかけただけで、降りたかどうか確認しませんでした。当日は普段の運転手と乗務員ではなく、園長が運転し、乗務員も普段乗車している人ではありませんでした。
また、クラスの担任は登園していない女児の所在を確認しておらず、県は今後、園の管理体制などについて調査を進める方針です。