事務局長が私的流用で懲戒解雇 「住宅ローンの返済に充てた」 静岡・伊豆市 県きのこ総合センター振興協議会

 静岡県伊豆市修善寺にある県きのこ総合センター振興協議会の事務局長が、会の資金を私的に流用していたとして懲戒解雇となりました。

画像: 静岡県きのこ総合センター 静岡・伊豆市

静岡県きのこ総合センター 静岡・伊豆市

 処分を受けたのは「県きのこ総合センター振興協議会」の60代の男性事務局長です。協議会によりますと、男性事務局長は去年3月から今年4月の間、9回に分けて協議会の口座から合わせて82万5000円を引き出していました。

 4月、内部告発で発覚し、男性事務局長は聞き取りに対して、住宅ローンの返済に充てたと話しているということです。  男性事務局長はすでに全額を返済していますが、協議会は31日付で懲戒解雇処分としました。

 協議会の会長を務める菊地豊伊豆市長は、会計を複数の職員で共同管理し、総合チェックを行うなど再発防止策をとるとしています。