「基準を大幅に超えるアルコール検出…」逆走で正面衝突し6人死傷事故 容疑者死亡のまま書類送検
静岡県裾野市で逆走していた軽乗用車が乗用車と正面衝突し、6人が死傷した事故で、警察は軽乗用車を運転していた男性を容疑者死亡のまま書類送検しました。
危険運転致死傷の疑いで書類送検されたのは、沼津市大岡の派遣社員でフィリピン国籍の男性(48)です。
男性は、6月19日、裾野市富沢の国道バイパスで、酒に酔った状態で軽乗用車を運転して逆走し、乗用車に正面衝突して5人を死傷させた疑いが持たれています。
この男性と、助手席に乗っていた男性(50)は死亡し、乗用車側の男女4人は重軽傷を負いました。
男性の血液からは、基準値を大幅に超えるアルコールが検出されていて、事故前に沼津市内の飲食店で飲酒をしていたとみられています。
捜査関係者によりますと、警察が押収したドライブレコーダーには、およそ2キロメートル逆走した様子が映っていたということです。