住民に飲み水の供給が急務 調整池にろ過装置とタンクを設置し懸命に応急対応 台風被害の静岡・松崎町
台風8号による雨で一部で断水が続いている松崎町では23日、浄化された水を送るためのろ過装置が調整池に設置されました。
台風8号による雨で河川が氾濫し大きな被害が出た雲見地区では、23日も住民らが土砂の撤去作業などに追われていました。この地区では水道管が破損し、いまだ40世帯で断水が続いています。町は22日から、消火栓をつなぎ合わせ応急的な配水を開始しましたが、飲み水としては使えない状況です。
町は飲料水を供給するため、川の水を貯めている調整池にろ過装置とタンクを設置しました。検査などが完了すれば飲み水として配水するということです。
ON松崎町生活環境課公営企業室・菊池宏明室長:
「ろ過機の方でろ過をしまして、タンクを経由して水を供給するということで、準備を進めているものになります。
(Q:29日に上水道復旧予定と聞いているが)
「今そちらの方を目標に進めているっていう状況です。」