「事故原因特定できず」…消防士が殉職したビル火災 事故調査委員会が結論 静岡市

 去年8月、消防士が死亡した静岡市のビル火災について、8回目の事故調査委員会が開かれました。委員会は「消防士が死亡した原因の特定には至らなかった」と結論付けました。

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 去年8月、静岡市葵区呉服町でビル火災が発生し、消火活動にあたっていた駿河消防署の37歳の消防士の男性が死亡しました。

 30日開かれた8回目の事故調査委員会では、事故が発生した要因の分析や報告書の内容の最終確認が行われ、内容については全会一致で可決されたということです。8回に及んだ委員会は今回で終了しました。

 報告書は製本し、8月末までに市長に提出する予定だということです。