息子を名乗る男の電話で150万円だまし取られる 自ら通報されるのを避け30万円ずつ5つの金融機関から出金
静岡市清水区に住む80代の女性が、息子を名乗る男などからの嘘の電話を信じ、現金150万円をだまし取られました。
23日午後11時ごろ静岡市清水区に住む80代の女性の自宅に、息子や息子の会社の上司、また郵便局員を名乗る男などから「仕事の資料を間違った場所に送ってしまった」「上司の親に200万円を用意してもらったので俺も200万円を用意したい」などと電話がありました。
その後、女性は5つの異なった金融機関に行き、現金およそ30万円ずつ合わせて150万円を下ろしました。
午後2時半ごろ、女性は自宅近くを訪れた息子の会社の関係者を名乗る男に現金150万円を手渡し、だまし取られたということです。
女性は26日に息子に電話をしたところ詐欺だと発覚したということです。
警察は「すぐにお金が必要と電話で言ってくる話は詐欺」だと注意を呼びかけています。