子会社の元従業員2人が計5億4000万円着服…税務調査で発覚 静岡市のTOKAIホールディングス
静岡市に本社を置くTOKAIホールディングスは、子会社の元従業員2人がおよそ5億4000万円を着服していたと発表しました。
TOKAIホールディングスによりますと、子会社のザ・トーカイの元従業員が自身が受注した工事案件において、2014年2月から架空請求などを行い、およそ1億7300万円の不正な利益を得ていたということです。また、東海ガスの経理担当の元従業員は2014年3月から会社の資金を自身の銀行口座に不正に送金し、およそ3億6800万円を着服していました。
いずれも7月に行われた名古屋国税局の税務調査で発覚したということです。