解体作業中に3.6メートル落下し死亡 会社と社長を書類送検 浜松労働基準監督署

 ウッドデッキの解体作業をする際に、転落を防止する措置をとらず作業員が死亡したとして、浜松市のリフォーム会社と会社の社長が書類送検されました。

 去年10月、浜松市の住宅で男性作業員がウッドデッキの解体作業をしていたところ、ウッドデッキが壊れ、3.6メートルの高さから転落し、死亡する事故がありました。浜松労働基準監督署は8日、浜松市北区のリフォーム会社と社長の男性(67)を労働安全衛生法違反の疑いで静岡地検浜松支部に書類を送りました。

 労基署によりますと、高さ2メートル以上の場所で作業をする場合は、作業用の床を設置するよう規定がありますが、今回はそういった措置がとられていなかったということです。