ホテルで妻を殺害した罪に問われた男 検察側が懲役15年を求刑 静岡地裁沼津支部

静岡県沼津市のホテルで妻を殺害した罪に問われている男に対し、検察側は懲役15年を求刑しました。

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 起訴状などによりますと京都府の無職の男(44)は2021年11月、沼津市のホテルで妻(当時41)の首をタオルで締め窒息死させた殺人の罪に問われています。15日の裁判で検察側は「被告が債権者から逃れたいという安易な動機による身勝手な犯行。妻が死にたいと発言したときは、酒に酔っていて真意ではなかった」と指摘し、懲役15年を求刑しました。
 一方弁護側は「精神的に追い詰められ衝動的に起こした事件。被告は犯行後自首し、反省している点を重視すべき」として懲役8年が妥当であると主張しました。
 判決は27日に言い渡されます。