漁協職員を新たに書類送検 計量担当としてカツオ窃盗事件に関与か 静岡・焼津漁港

静岡県の焼津漁港で盗んだカツオを、鹿児島県に横流ししたとして逮捕された水産加工会社社長ら6人が送検されました。また新たに漁協職員が犯行に関与したとして書類送検されたことがわかりました。

画像: 漁協職員を新たに書類送検 計量担当としてカツオ窃盗事件に関与か 静岡・焼津漁港

 焼津市の水産加工会社社長(57)、鹿児島県の卸売販売業元代表で無職の男(65)ら6人は、2021年3月、焼津漁港で宮城県の船会社が水揚げした冷凍カツオおよそ8トン時価136万円分を盗んだ疑いで逮捕され、送検されました。
 また警察は、焼津漁協の30代の男性職員が計量担当としてこの窃盗事件に関与していたとして、書類送検しました。警察は会社社長らが容疑を認めているかどうか明らかにしていませんが、捜査関係者によりますと逮捕された6人は他にも同様の窃盗を繰り返していたと見られ、盗んだカツオは鹿児島に横流しされていたとみられています。