入院患者への暴行を確認「ふれあい沼津ホスピタル」に改善計画書の提出を求める 静岡県

看護師による患者への暴行が発覚した静岡県沼津市の精神科病院「ふれあい沼津ホスピタル」に対し、県は改善計画書の提出を求めました。

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入院患者への暴行を確認「ふれあい沼津ホスピタル」に改善計画書の提出を求める 静岡県

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 沼津市の精神科病院「ふれあい沼津ホスピタル」では看護師による患者への暴行が明らかになっていて、県はこれまで8回にわたり実地指導を行ってきました。

 その結果、男性看護師が食堂でテーブルをひっくり返し、車いすのまま倒れた患者を足で蹴ったことや、准看護師の男性が個室で別の患者の顔面を2回叩き、足を1回蹴るなど、合わせて3つの入院患者への暴行が確認されました。

 県はこれらについて、精神保健福祉法に抵触すると判断し、病院に対して5月17日までに改善計画書を提出するよう求めました。

 県によりますと、医院長は「このような事案が発生したことを重く受け止めている。二度とこのような事態が発生しないように再発防止に努める」と話しているということです。