猶予判決に「控訴しない」方針 静岡・三島市の死亡事故で地検沼津支部
2019年静岡県三島市で、事故で男性を死亡させた罪に問われた女に地裁沼津支部が今月下した執行猶予のついた判決について、検察側が控訴しない方針を遺族に伝えたことがわかりました。
沼津市大岡の被告の女(48)は、2019年1月三島市内で車を運転中に交差点に赤信号で進入し、市内の会社員の男性(当時50)の原付バイクをはね、死亡させた罪に問われました。
3月15日、地裁沼津支部は被告に対し、禁錮3年執行猶予5年の判決を言い渡しました。この判決について地検沼津支部は26日夕方、男性の遺族に「控訴しない」方針を伝えたということです。
男性の長女:「判決は執行猶予付き判決で、そして検察は控訴もしない。もう私たちは何もできなくなってしまいました」