いじめの被害女性が会見 改めて当時の教師らに謝罪求める 浜松市側の考えは…

浜松市の女性(18)が過去に受けたいじめを市教委が適切に対応していなかった問題で、被害女性が会見を開き、改めて当時の教師らに謝罪を求めました。

被害女性の調査結果への思いは…

被害女性:「こんなこと、いじめなんて言うな。言われた方がかわいそう。お前構ってほしいだけだろう、と酷い対応をされて、自分が悪いのだと思い込んでいました」

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いじめの被害女性が会見 改めて当時の教師らに謝罪求める 浜松市側の考えは

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 こう話すのは小中学校の頃にいじめを受けた、浜松市に住む18歳の女性。この問題をめぐっては女性(18)が過去に受けたいじめについて、当時の市教委の対応が国のガイドラインに沿っておらず不適切だったと、調査した第三者機関が結論付けています。女性は調査結果への思いを口にしました。

被害女性:「今回の調査でいじめはあったと認定され、学校、先生たちの対応が悪かったことがわかり、自分が悪かったわけではなかったと思えるようになりました。先生たちが間違えていたのに謝罪をしてもらえない事は残念ですが、今後は自分と同じ思いをする子がいないように、現役の先生にきちんと対応してほしいと願っています」

謝罪を求められた市側は…

女性の両親や支援者らはこれまで、当時の教師や市長に対し直接の謝罪を求めていますが、市側は組織のトップである教育長が謝罪するという考えを示しています。被害者側はきょう10日の会見で、改めて当時の教師らによる謝罪を求めました。

被害女性の母親:「(当時の教師は)傷ついている娘をより傷つけて、自分が悪いと思わせてしまった原因だと思っているので、どんな指示を教育長がしたのか。その当時の教育長は今の教育長ではない。以前の教育長のときに起きているので、その点も矛盾しているなと思います」

画像: 謝罪を求められた市側は…

 一方、浜松市教育委員会は「まずは組織の責任者である教育長が謝罪をしたいという考えに変わりはありません」としています。