夏の水難事故と山岳遭難が大幅に増加 2年ぶり開山の富士山で11件 静岡県
静岡県警はこの夏の水難事故と山岳遭難の発生状況をまとめ、いずれも去年に比べて発生件数が大幅に増加したと発表しました。
県警によりますと、7月・8月の川や海での水難事故は、去年よりも9件多い35件で、10人が死亡しました。今年は緊急事態宣言などの影響で閉鎖された海水浴場もありましたが、水遊びやサーフィン中の事故が6割を占めたということです。
一方、山岳遭難は18件で、去年と比べて13件増加しました。2年ぶりに開山された富士山での遭難が11件発生しています。多くが疲労や体力不足によるものだということです。
県警は秋の行楽シーズンも十分に注意するよう呼びかけています。