マダニにかまれ感染か…60代女性が重症熱性血小板減少症候群を発病 重症化すると死亡する恐れも…県内3例目 静岡市
静岡市はマダニにかまれたことによる感染症患者が確認されたと発表しました。
静岡市によりますと、10日、駿河区の60代女性が重症熱性血小板減少症候群に感染したと、医療機関から保健所に届け出がありました。この感染症は、ウイルスを持つマダニにかまれることで感染し、発熱や全身の倦怠感、下痢などの症状があり、重症化すると死亡することもあります。
女性は畑仕事をしている同居家族を介してマダニにかまれたとみられます。2013年に届け出が義務付けられて以降、静岡市での確認は初めてで、県内では3人目です。
5月には浜松市でも高齢者の感染が確認されていて、県や静岡市は、畑や草むらに入る際には長袖や長ズボンを着用し、肌の露出を減らすことを呼び掛けています。