タイからの郵便物の住所から関与が浮上 中身はお菓子と「大麻リキッド」…御殿場市の男を刑事告発 静岡・清水税関
タイから大麻リキッドを密輸入しようとした静岡県御殿場市の男が、清水税関支署に告発されました。
大麻リキッドを密輸しようとした関税法違反の疑いで、清水税関支署は9日に御殿場市の51歳の自動車販売業の男を静岡地検沼津支部に刑事告発したと発表しました。清水税関支署によりますと5月、タイから届いた郵便物を税関の職員が検査したところ、紙箱の中から未開封のお菓子とともに大麻リキッド7本=合計5・9グラムあまりが見つかったということです。郵便物の住所などから男の関与が浮上しました。
清水税関会見:「大麻の成分を含んだ液状物を一般的には大麻リキッドと呼んでいる。一般的には自然の生えている大麻から抽出されたもの」
大麻リキッドは電子タバコなどに取り付けて手軽に吸引できることから、最近では若者を中心に摘発が増えているということです。
容疑者の男は、今回の容疑とは別に先月、大麻取締法違反の疑いで逮捕・起訴されています。警察、清水税関支署とも容疑者が容疑を認めているかどうか明らかにしていません。