30代男性警部補の自殺 静岡県に1億円の支払い命じる判決 過重な業務が原因か

静岡県警の30代の男性警部補が自殺したのは、過重な業務などが原因として遺族4人が県に損害賠償を求めた裁判で、広島地裁福山支部は、およそ1億円の支払いを命じる判決を言い渡しました。

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30代男性警部補の自殺 静岡県に1億円の支払い命じる判決 過重な業務が原因か

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 県警の30代の男性警部補の遺族は、警部補の自殺の原因が過重な業務に従事したことなどとして、県に対し損害賠償を求めていました。
 13日に開かれた裁判で、広島地裁福山支部は「自殺は業務上の負荷で、うつ病などを発症し行われたとするのが相当」「心身の健康への安全配慮義務を尽くしたとは言えない」などとして、県に合計およそ1億350万円の支払いを命じました。
 県警の水嶋春彦首席監察官は「判決内容を検討した上で適切に対応したい」とコメントしています。